2009-05-04

企業ドメインの戦略論

企業ドメインの戦略論 -構想の大きな会社とは-』(榊原清則著/中公新書)を読みました(途中)。

現在の自社の状況に対しとても参考になる本です。
これは起業家/企業家にはぜひ読んでいただきたいと思います。

アメリカの鉄道会社の繁栄と衰退には事業ドメイン(領域)の定義の仕方が大きく関わったのではないかと。
鉄道事業VS輸送事業

その他、箱製造会社とするか包装会社とするかなど。物理的(手法的)ドメインと機能的ドメインの比較などがわかりやすくまとめられています。

この手の本は解説を読むより実際の書籍を読んでいただいた方が100倍理解が深まると思います。


そのなかでドメインに対するとコンセンサスという言葉が出てきます。

組織の内外でコンセンサス(同意)を取り付けるということも重要だということです。


そこで無理やり話を変えると、
4/29の柔道全日本選手権は穴井選手が初優勝しました。

私は近頃は熱心な柔道ファンとはいえないのでよく穴井選手の事は知りませんでしたが、
NHKの放送が始まって、彼が09年の国際大会をすべて優勝していることと前段の体重別選手権にも勝っていることを考えていると勢いからして優勝するんだろうなと思っていました。

強豪鈴木桂治選手に背負い投げ一本勝ちというのがまさに勢いを象徴しています。

さらに決勝では棟田選手に先手(有効)を取られていたのを怒涛の攻めで注意(消極的)を引き出し、試合終了31秒前でポイント同点。試合は主審・副審による旗判定へと持ち越された。

結果は大方(観客、視聴者、関係者)の予想通り、3-0で穴井選手の勝ちとなりました。


この大会は振り返ってみると『穴井による穴井の穴井のための大会』という感じで、穴井選手が優勝するということがコンセンサスが取れていたように思います。

現に07年の全日本選手権では鈴木選手との試合が旗判定になり、穴井優勢という声が大きいなか鈴木に旗が上がったということです(1-2)。

実力を勢いにつなげそこからいかに世の中のコンセンサスを引き出すか。
ちょっと強引ですが柔道と企業の共通性を感じました。

Wikipediaには歴代の全日本覇者が掲載されています。

勢いがあるときに全日本と取ると連覇(または複数回)ができるという流れになっています。


ぶっちぎりの山下・小川クラス、記憶に残る井上康生、はたまた優勝はできずとも必ず上位に顔を出している実力の鈴木桂治という感じですね。

とても散漫な文章になりましたが、勢いと流れを意識しながらも能動的にドメインを定義して発展していけるようにしていきたいと思いました。

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