この年の最大のトピックはウィンドウズ95発売(日本語版11月23日)。
当時私は大学3回生(関西風味)でゼミを休むときには、大学の端末(何だか黒い画面だった)に『login』とかそういうコマンドを打ち込むようなマシン(Win3.1だったのかな?)で、
e-mailならぬ“電子メール”を送らねばならず、黒い画面に汗かきながら欠席の連絡を打ち込むくらいならば授業に出た方が早いよ!というくらい苦労しました。
今の学生さんと違って基本的にキーボードをパチパチ叩けたらそれはもうスター(というか変わり者。当時はややオタク扱い)みたいな感じでした。
その他イメージとしては、キーボードぱちぱち=ワープロ達人=秘書検定取得者
携帯電話は学生の中でもテニスサークルとかイベントサークルだとかの若干遊び人風なのが、今からするとバカでかい端末をもっている程度。ホントまれでした。
携帯電話保有者=ナンパな男 という図式
その彼に、公衆電話にテレカを差し込んで電話をしたら、あっという間に50度数なんてなくなってしまったという記憶があります。
その他まあまあポケベルが残っていたり、自宅の留守電へ吹き込まれたメッセージを外の公衆電話からなり確認するというのがトレンドでした(笑)。
その時の秋から始まった就職活動。これはほぼ100%DM&紙媒体でのやり取りでした。
ごくごく先進的な会社(SONYなど)で、インターネット応募があったような・・・。いやFAX応募だったかな・・・・?
というくらいウィンドウズどこ吹く風という世相でした。
友人がそのウィンドウズ95やらを一念発起、未来への投資ということで購入したという噂が流れ、見に行きました。
まず根本的にパソコンを何に使うかわからない。何してくれるのかわからない。OSという概念やモデムという機能自体が全く理解できませんでした。
木屋町界隈(京都)にコンパや飲みにいくときには今とは比べ物にならないくらい、ちゃんと集合場所、集合時間、遅れた場合の対策を決めていたもんです。
『情報処理の概念』というクラスで、“情報スーパーハイウェイ構想”や”マルチメディア”とはなんぞやというのを暗記していました。
思いつくまま書きましたが、IT/通信技術の進歩が一般人に理解される前夜という感じだったのでしょうか。
wikipediaによると、、、
5月1日 - 小林武史がプロデュースするMY LITTLE LOVERがシングル「Man & Woman」でデビューし、ヒットを連発。
5月10日 - 岡本真夜がシングル「TOMORROW」でデビューし、ヒット。
5月13日 - 平井堅がシングル「Precious Junk」(ドラマ『王様のレストラン』のエンディングテーマ)でデビュー。
5月15日 - FIELD OF VIEWがシングル「君がいたから」でデビューし、ヒットを連発。
5月22日 - サザンオールスターズが「マンピーのG★SPOT」で活動を再開。
6月1日 - 甲本ヒロトと真島昌利を中心としたTHE BLUE HEARTS解散。
8月9日 - globeが「Feel Like dance」でデビュー
9月3日 - 光GENJI(SUPER 5)が解散。
この年から1996年にかけて、「小室ファミリー」の全盛期。安室奈美恵、trf(現TRF)、華原朋美、H Jungle with t、globeなどがヒットを連発。
B'z「LOVE PHANTOM」
Dual Dream「I Say Hello」
小沢健二「カローラIIにのって」
福山雅治「HELLO」
シャ乱Q「ズルい女」
L⇔R「KNOCKIN' ON YOUR DOOR」
ドリームズ・カム・トゥルー「LOVE LOVE LOVE」
JUDY AND MARY「Over Drive」でブレイク。
インターネットでMP3ファイルが出回り始めた。
相川七瀬が「夢見る少女じゃいられない」でデビュー。
スピッツが「ロビンソン」でミリオンヒット。これによって、一気に知名度がアップした。
Mr.Childrenの「シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜」が大ブレイク、この曲で発生する「CD売上金」「アーティスト印税」は、全て阪神・淡路大震災の義捐金に充てられた。
桑田佳祐&Mr.Childrenの「奇跡の地球」がミリオンヒットを記録。
この年は日本のCDとレコードの売り上げの中でもっともミリオンヒットを記録したCDが多かった。
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